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UiPath入門編① 変数について

UiPathでよく使う変数の型一覧

今回はUipathで個人的によく使っている変数の型について説明します。

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String

文字列データを変数に格納したい場合に設定します。
違う変数の型をStringにしたいときは 変数名.ToStringで変換可能です。
UiPathのコンソール画面に1行書き込みで表示したいときなどによく使います。

“abc”, “あいう”

必ず“”(ダブルクォーテーション)で囲ってください。

Int32

数値データを変数に格納したい場合に設定します。
違う変数の型をInt32型にしたいときはConvert.ToInt32(変数名)で変換可能です。

12345, -12345

範囲は2,147,483,648 ~ 2,147,483,647のみ。小数は使えないので注意して下さい。

Boolean

TrueかFalseのみ変数に設定できます。
条件分岐などに設定したい変数でよく使います。

True, False

何も設定しないと自動でFalseが入ります。


Array of [T]

配列にデータを格納したいときに設定します。
型の参照から配列に設定したい変数の型を指定します。

{“a”, “b”, “c”}(String), {1,2,3}(Int32)

値を設定するときは{ }で囲ってください。


ここまではデフォルトで変数の型に表示されるものです。
次からは表示されていないので型の参照から検索をかけて下さい。

Double

Int32よりも桁数を大きく扱うことが出来ます。
Excelから数値データを読み取るときもDoubleで格納されます。

範囲は-1.79769313486232E+308 ~ 1.79769313486232E+308まで。少数も使えます。
少数扱う際は、0が続くと省略されるので気を付けてください。


型の参照:System.Double

2,147,483,648, 1.2345678

Generic Value(UiPath独自の変数)

こちらは設定した値の変数の型に自動で合わせてくれる便利なものですがたまにエラーが起きてしまいちゃんと変数の型を指定しないといけないことがあります。
また、自分でString型が入っているのか、Int32型が入っているのかパッと見わからないです。
プログラミング初心者向けですが、多用はしない方が良いと思います。

型の参照:UiPath.Core.GenericValue
     GenericValueで出てくるのでこっちの方が速いです。

“abc”(String), 12345(Int32), True(Boolean)

DateTime

名前の通り、日時データを変数に格納したい場合に設定します。
Todayを設定すると日付を、Nowとすると日付+現在時刻を取得できます。
Today.AddDays(1)Today.AddMonths(1)などで1日後、1か月後などの日付を取得することもできます。

取得した結果は.ToStringを後ろに付けることで出力可能です。
デフォルトではMM/dd/yyyy hh:mm:ss形式で出力されます。
※月はMM大文字です。mm小文字は分になっています。


型の参照:System.DateTime

Today, Now, 2019/12/20, 12:00:00

DataTable

表データを変数に格納したい場合に設定します。
Excelの表やWebの表、CSVデータなどを取得するときに使います。

型の参照:System.Data.DataTable

最後に

他にもありますが、最初に覚えておくと良いものは以上です。
次回はフローチャートとシーケンスについて説明します。

UiPath入門編② フローチャートとシーケンスについて

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